冒頭4分の映像をYoutubeで配信中です。
山科 この映像久しぶりに見たけど、やっぱり最初の違和感! きもちわるいね!
井上 2021年の2月に撮ったやつ。映像を作ってみたいなと思って。自主制作映画的なやつですよね。
リンノスケ あの時の俺らは、久保くんが一身上の都合により卒業する、ってなったからこれを撮ったわけですね。
山科 俺は東京にいるし久保は卒業するし、最後に集まろうって言って撮ったんだよ。
リンノスケ 『コントラスト』が中止になったじゃないですか。演劇シーズンの。僕ら的には『コントラスト』が久保くんの卒業公演だってとらえていたんだけども、それができなかった。代わりになにかやろうってなったときに、映像配信をしようということでこれを撮ったんですよ。(※札幌演劇シーズン2021-冬に『コントラスト』の再演で参加予定だったが、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み辞退していた。)
リンノスケ で、この映像をいつ公開しようかってのをずーっとね。この1年半ですか。抱えていたわけなんですけども、そのうちに久保くんが卒業しなくなったんですね。
久保 エヘヘ。なんかあそこでキリがよかったんだよ。僕は就職するし、みんなは今後本格的に東京で演劇やるだろうから。抜けなきゃみたいな気持ちになってたんですけど。でも、僕だらだらだらだらnoteの記事も書いてたから……(笑)
山科 別にぬけなくてもよくね?ってなったんだよね
久保 結果的にありがたいことに、抜けなくていいんじゃないって話になって。じゃあいっか、まだだらだらいるか、って。
リンノスケ さて、ドキュメンタリー的な要素も入った劇場版きっとろんどんなんですけども。あらすじの説明を。
井上 久保くんが卒業するってなって、これどうする我々、って時に、似ている人がいるということで。中茂くんっていう人なんですけれども。この中茂くんを呼んで、久保くんを継いでもらって、きっとろんどんを結成しようということになった。そして最後に久保くん含め5人でやろうということでやった配信用の演劇、の撮っていくさまを追ったドキュメンタリーを撮ったっていうやつ。
山科 彼はリンノスケの大学の後輩なんだけど、入学してすぐね。噂が入ってきたもんね。久保さんにそっくりな人が入ってきましたと。それで、何年かたってやっと共演したんだよね。
久保 そうだよね。
リンノスケ そのまぼろしとなった再演のコントラストのときにも、久保くんの代わりに出そうかって話もあった
山科 そうそう。久保が来られない日は
リンノスケ 学校の先生の仕事もあるから。週末じゃないと出れないってなるから、週の前半は中茂くんがやって、後半は久保くんがやるっていうダブルキャスト。
山科 ほんとにね、よく見つけてきましたよ。
久保 うんうん。ほんとによく見つけたと思う。
山科 初の映像作品にして、最大級の映像作品だと思いますよ。舞台ってこれは伏線なのかとかいろいろ考えながら見ちゃうじゃない。これはもう本当に何も考えなくていい。ただ久保みたいなやつが2人いてきっとろんどんが生活している、息づいているっていう感じの作品だよね。
山科 俺は何回見ても声出して笑ってるね。
井上 俺らはめちゃくちゃ何回見ても面白いと思うんだけど。我々はこれすごい面白いんですけど、他の人が見たらどう思うかわからない。自信作なんですけどね。
山科 いや面白いですよこれはほんとに。一番面白いかもしんない(笑)
井上 見てほしいんですよね(笑)
リンノスケ 制作費150万円かけて作ってますから。作品自体は40分という短編のカテゴリーには入るんだけども。
山科 これが大晦日まで何回でも見れると。もうこれは3回ぐらいは少なくとも見ちゃうよね〜。
リンノスケ 値段設定安いんじゃないかなって思うんですけども。
井上 だって150万かけてるからね。
リンノスケ 500円だとみんな見てくれるんじゃないかなというのもあるので。
山科 なんてったってしょうもないですからね。
リンノスケ 2022年はきっとろんどん、これ一本でいきたいなと思っております。
井上 これ面白いです。面白いんですけど自分達で撮ったから面白いって思ってる可能性もちょっとあるから。
山科 見て面白くなかったら教えてほしい。
井上 教えてほしいよね。反省するから。
山科 あ、これ面白くないんだ、って気付かせてほしい。じゃないと自信がありすぎる(笑)
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